「書道をしている人が苦手な部首TOP3」の書き方

魅せる文字を書く雑学さんずいの書き方,こざとへんの書き方,しんにょうの書き方

「くりぃむクイズ ミラクル9」で「書道をしている人が苦手に感じる漢字の部首」の1位~9位をあてるクイズをやっていました。
結構クイズ番組好きなんですよ。

(一応)書道をやっている身としては、面白そうな問題だなと思い、結構真面目に考えました。

岳城の予想

真っ先に浮かんだのが「しんにょう(「進」「道」などの部首)」ですね…。あんまり得意じゃないんですよね、コレ。
次に浮かんだのが「いとへん」です。斜めの点画が多いので結構書きにくい。
逆に「ごんべん」は、ヨコ画が多いので割とバランスよく書きやすかったりします。
あとは「れっか(「然」「焦」の下の点々)」も苦手ですね…。楷書だと点の向きが難しかったりします。
あめかんむり」も、4つの点の表情が難しく、書きにくいかなと。

ぱっと浮かんだのが、そんなところですね。

だいたいわかった気がする(共感できた気がする)

正解は全部は覚えてませんが、堂々の1位は「しんにょう」でした。予想通りとはいえ、ぶっちぎりの嫌われっぷりですね…。
2位が「さんずい」なのは意外でした。
3位はこざとへん(「院」「階」の部首)」は盲点でした。確かに書きにくい。
私が予想した「いとへん」は4位でしたが、「れっか」「あめかんむり」が無かったのは意外でした。「ごんべん」も入っていませんでした。

他に「のぎへん」「もんがまえ」「おんなへん」「さかなへん」などが入っていました。さかなへんの漢字を書く機会なんて、そんなに無いけどな。

「しんにょう」「さんずい」「こざとへん」を書くポイント

ここから本題。苦手意識を持たれがちな部首ベスト3を書くポイントをまとめました!
字をきれいに書く方法は意外と簡単なもので、ポイントを押さえるだけで上達します!習字は結構、理論的なところがあり、それらを押さえるだけでほかの漢字にも応用できます。

ここでは、一般的な楷書での書き方を紹介します。筆ペンでもボールペンでもポイントは同じなので、どちらの場合でも参考にしてみてください。

しんにょうの書き方

しんにょうを各ポイント

・2画目(くねくね曲がる所)と3画目(最後のはらい)の書き始めを揃えます
・3画目のはらいは、旁の右端よりも少し左辺りからはらい始めます
・3画目のはらいは、少しだけ上向きにはらうことを意識します

しんにょうは難しい…


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さんずいの書き方

さんずいを書くポイント

・1、2画目と2、3画目の幅は、およそ1:2になるように書きます。
・2画目は、1画目よりもやや左に張り出します

こざとへんの書き方

こざとへんを書くポイント

・1画目(横画から始まる所)と3画目(縦画)の接し方は、1画目がやや左に突き出るようにします。
1、2画目は高めに書くとかっこよくまとまります。
・3画目は垂直よりも気持ち左に張り出すと、かっこよくまとまります。