【美しい文字の書き方】横画を貫く縦画がある漢字は、左を広く
以前、苦手な部首(しんにょう、さんずい、こざとへん)の書き方の記事をさらっと書きましたが、今回は年賀状などで手書きで文字を書く機会が増えた今に合わせて、これを"知識として"知っておくだけで、手書きの字が綺麗に書けるようになる!というものをまとめてみました。
こういうパターンの時にはこうした方が良いよ、という感じで書いていますので、年賀状に限らず、普段文字を書く時にも(もちろん習字でも)役に立つように書いています。
このページは、何か思いついたたびにこのページに更新していこうと思います。
ついでに、以前書いた「部首の書き方」はこちらで↓
どの文字にも応用ができるように書いています。
(ただし、臨書では書道家の書風によって違っていたりするので、あくまで実用の範囲です。)
今回はボールペン字で書いていますが、筆ペンや毛筆でも同じようなことが言えます。
横画を貫く縦画がある漢字は、左を広く
「幸」や「年」、「玉」など、横画があってそれを縦画が貫いている漢字の場合は、左側を広く、右側を(左側より)狭くなるように書きます。一見、左右対称に見える漢字でも、縦画をいつもよりやや右側に書くことで、落ち着いた大人の文字になります。

ひらがなでも同じです。です・ますの「ます」も、縦画をやや右側から書くようにすれば、横画の左側を長めに見せられます。

年賀状シーズンの今は「年」や「玉」などの漢字を書く機会が多いので、知っておいて損しない知識だと思います!
まとめ
横画を貫くまっすぐな縦画があるときは、縦画はやや右から書く