【美しい文字の書き方】横画3本が並ぶときは、表情を付けよう

魅せる文字を書く雑学硬筆の書き方,毛筆の書き方

以前、苦手な部首(しんにょう、さんずい、こざとへん)の書き方の記事をさらっと書きましたが、今回は年賀状などで手書きで文字を書く機会が増えた今に合わせて、これを"知識として"知っておくだけで、手書きの字が綺麗に書けるようになる!というものをまとめてみました。

こういうパターンの時にはこうした方が良いよ、という感じで書いていますので、年賀状に限らず、普段文字を書く時にも(もちろん習字でも)役に立つように書いています。
このページは、何か思いついたたびにこのページに更新していこうと思います。

ついでに、以前書いた「部首の書き方」はこちらで↓

どの文字にも応用ができるように書いています。
(ただし、臨書では書道家の書風によって違っていたりするので、あくまで実用の範囲です。)

今回はボールペン字で書いていますが、筆ペンや毛筆でも同じようなことが言えます。

横画が3本並ぶ漢字は、3本それぞれに表情を付けよう

「春」や「青」など、横画が縦に3本並んでいる漢字の場合は、上が「やや上に伏せ」。真ん中が「右上がり」、下が「後半に下向きになる伏せ」と言う感じで、表情を付けて書きます。下(3本目)の横画は一旦右下がりに伏せますが、終筆が始筆よりも下がらないように注意してください。

文章での説明だと伝わりづらいので、画像を参照してください…。

横画3本が並ぶ文字を奇麗に書く書き方

3本を平行に書くと、なんとなく無機質な表情になってしまいますので、3本は上から「反り」「右上がり」「伏せ」に書きましょう!

楷書でも行書でもルールは同じです。

横画3本が並ぶ文字を奇麗に書く書き方
楷書でも同じ
まとめ
横画が縦に3本並ぶ文字は、上から「反り」「右上がり」「伏せ」